インスタだけに限らず「集客」するならターゲットを決めないといけませんよね。
「俺は技術を磨く!技術力を高めれば、その魅力に人が集まってくる!」
というまるで「寿司屋の頑固オヤジ」のような発想の人はいないと思いますが、正しくターゲット設定できていない人って意外と多いのではないかなと。
【顧客満足度を引き上げる方法】お客さんが求めているのは技術じゃなく◯◯!?の記事でも書きましたが、
- 美容スキル→顧客満足度を引き上げるもの
- 集客スキル→お客さんを呼んでくるもの
この両者を混同してはいけません。
ターゲット設定というのは、どちらかというと「集客スキル」の方に大きく関わってきます。
さて、ここで代表的な間違いを紹介します。
「たくさんの人に興味を持ってほしいから、ターゲットは広めにしておこう!」
はい。強化書通りの間違い。
まるで、
- 「雰囲気」を「ふいいき」と読む
- 「ユニバーサルスタジオジャパン」のことを「UFJ」と言う
- 「教科書」を「強化書」って書く
はたまた、、、こう書いちゃう↓
そして↓
これぐらいの勘違いです。
(悪ふざけしました。。。)
ターゲットを広げたい気持ちはわかります。
たくさんの人に見てほしいですからね。
ただ、広げることで反応は確実に悪くなります。
当店は美髪矯正のお客様が多いです。でも、一番得意なのはカラーリングです。カットコンテストで受賞歴もあり、キッズカットも可能です。
こんな状態になっていると、その訴求は5億パーセント見込み客に刺さりません。
これ、「剣山」に例えてみるとわかりやすい。
この剣山の上に手を置いても、それほど痛くないですよね。
でも、針を1つ抜き、手に刺すと、、、
ヴォーーー!!!
血だらけです。
例えは悪いですが、
訴求は、「剣山」ではダメです。
必ず「針」であること。
あなたの訴求は「針」になっていますか?
細ければ細いほど、相手に刺さりますよー
ターゲット設定に対する思考をぶっ壊す!
まず、前提として思考を改める必要があります。
もしかして、インスタ集客って
「たくさんのインスタユーザーに見てもらえたら、その中から、一人か二人のお客さんが来るかもしれない。」
って発想で運用していませんか?
いわゆる数の暴力
それは途方もない遠回りの作業。
時間がない美容師さんなら尚更、もっと戦略的に運用しないと非効率すぎます。
フォロワーを増やし、その中から集客させる発想は、無形商品やEC販売、インスタアフィリエイトなどでは効果的ですが、「リアル店舗への来店」を促す場合、効果的ではありません。
「狙ったターゲットに刺しに行く」
この思考じゃないとダメです。
それに、インスタ集客で「月間100人」とか狙っていませんよね???
月間20人を目標に集客施策を行うなら、基本的には20人に刺さる運用をすればいいわけです。
この発想が大事。
ターゲットを絞りすぎると反応減るじゃん!に反論します
一番多い指摘がこれ。
「絞りすぎると、その人たちしか来店しないでしょ?それじゃあお客さんが増えない気がする。。。」
はい。
これに反論します。
反論ポイントは2つ。
- 剣山理論で言えば、絞らないと見込み客に刺さりません
- 絞ったターゲット以外も来店します
1つ目は先ほど解説した通り。
問題は2つ目。
「絞ったターゲット以外にも来店するの?」
はい、します。
厳密に言うと、
大事なのは知恵と工夫です。
余談ですが
ターゲットユーザー以外の人が、インスタを見て来店された場合、それは「技術だけ」ではなく「人柄や雰囲気」に惹きつけられ来店された可能性もあるので、「情報発信アカウントの成功」と言えるでしょう。
ターゲットの絞り方
ターゲットの絞り方って、
私はショートのお客さんがターゲットです!
とかそういうざっくりしたものだと「剣山」です。
誰にも刺さらず、むしろ心地よくスルーされるだけ。
なぜなら、お客さんがあなたを選ぶ理由がないからです。
「針」にするためにはどうすべきか。
インスタで見込み客に刺さる「針」を作るためにはどうすべきか。
それがインスタ集客のキモと言ってもいいかもしれませんね。
流石にこの情報はブログで投稿すると、、、
詳しくは、「インスタ集客アカウントの正しい見込み客設定3つのルール」の記事をご覧ください。
まとめ
ちなみに言うと、この記事を読むターゲットは、
インスタ集客したいけど結果が出ない人
ではありません。これだと剣山です。
針にする工夫があります。
どこでしょうか。
絞り込みポイントは記事の中に含まれています。
たった一人のことをイメージしながらアカウントを作っていくと、意外と反応は増えていくものですよ^^