インスタグラムの機能がどんどん変化しており、使い勝手が良くなってきました。
特に大きな変更としては「外部サイトURLが掲載できるようになったこと」ですよね。
一昔前までは限られた場所にしかURLを貼り付けることができなかったのですが、インスタグラムもとうとう「必要だな!」と観念したのでしょう。
そこで、この記事では「インスタ内に掲載できるURL」を紹介するとともに、美容師さんがインスタ集客する上で、効果的な外部サイトURLの活用法を3つ紹介します。
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プロフィールURL
まずは誰もが知る「プロフィールURL」
プロフィールURLは、ほとんどの美容師さんが活用していますね。
- ホットペッパービューティの予約ページを掲載したり
- 専用の予約アプリURLを掲載したり
インスタに掲載できるURLとしてはここが一番目立ちますので、効果的に活用すると結果に差が出るでしょう。
???
なんだ?この当たり前の情報はー!!!
とお考えのあなた。
そうです、ここまでの情報なら、誰だって知ってる。
どこかのブログのコピペレベル。
それだと私の価値はゼロ。
という事で、ここからは「しき独自の見解」を辛口本音で紹介していきます。
それは、
プロフィールURLには何を掲載するのが一番予約に繋がるのか?
という点です。
実は、これの答えは万人共通ではありません。
- フォロワー数が多い美容師さん(権威性アカウント)
- 技術特化型美容師アカウント
- 美容画像推しではなく個人推しアカウント
これらによっても、「見込み客が必要としているページ」は異なります。つまり、効果的なページは異なるということ。
「プロフィールURLに予約ページを貼らないと意味ないでしょ!」
という無思考こそが意味ないです。
ユーザーニーズに合わせて戦略的に活用が基本。
詳しく分析してみますね。
まず、インスタから美容師予約をするユーザーがいたとして、彼らが必要な情報は何でしょうか。
シンプルに考えると
技術的な期待感+人としての安心感
この2つです。
今のインスタアカウントにこの2つがあれば、土俵に立っていると言っても大丈夫です。
(見込み客が訪れないと集客できないのは言わずもがな。。。)
この2つの情報が不足しているのであれば、プロフィールURLの遷移先で補ってあげれば成約には近づきますよね。
見込み客がプロフィールを見て抱く感情 | 足りない情報 | |
フォロワー数が多い美容師さん | 「この人、凄そう!」 | どんな人が予約しているか |
技術特化型美容師アカウント | 「この人、専門知識・技術ありそう!」 | 人物像 |
美容画像推しではなく個人推しアカウント | 「この人、話しやすそう!」 | 技術の強み |
上記はほんの一例ですが、「期待感」「安心感」につながる情報を見せていけば、予約までのハードルが下がっていくはず。
見込み客が予約する為に必要な情報は1つだけではないですからね。
技術特化型アカウントなら、プロフィールURLには「美容師さんの安心感が伝わる人物像」を見せていくことがベスト。
ホットペッパービューティーの予約ページに飛ばすのではなく、その前に、「スタイリスト」のページを見せていくのがスムーズでしょう。
一方、個人推しアカウントの場合は、期待値を高めるために、技術力を伝える必要があるので、それがわかるURLを貼り付けるのが、顧客目線の情報提供と言えます。
もし、外部サイトにその情報がないなら、アカウント内の「ストーリーズ」のリンクを貼り付けるのもありですね。
そのためには、ストーリーの投稿で「技術力」を見せておく必要があります。
全て戦略的に投稿しようという事ですね。
ストーリーズ
一昔前、ストーリーズにリンクを掲載しようと思えば、フォロワー数を1万人以上にしておく必要がありました。
しかし、そのルールもなくなり、今はフォロワー数が少なくてもストーリーズにリンク掲載できるようになりました。
ストーリーズで上のアイコンをタップすれば、この画面が出現し、その中に「リンク」ボタンが現れます。
タップした後に、URLとテキストを入力すればあっという間に外部サイトに遷移するリンクが設置できます。
「よーし!このリンクを使って、予約を促すぞ!」
といき込んでいるあなた!
そのノリだときっと反応は出ません汗
これは、明らかにバレバレな罠を仕掛けて動物を捕まえるのと同じ。
ターゲットは気づいてます。
少し「クレバーな美容師マーケター」として、戦略的に仕掛け(リンク)を設置することが大事ですよ。
例えば、「ついつい押したくなる仕掛け」を施すのはどうでしょうか。
次のようなメッセージをストーリーズに投稿してみます。
実は今日良いことがありました!
先日来られたお客さんからのDM。とっても喜んでおられ、「人生変わった!」というメッセージで、私もその言葉を聞いて、嬉しくて嬉しくて。。。
そして、嬉しさのあまり、プロフィールページを変えてみました。
これが今の素直な気持ちです。
↓
(リンク)
こんな感じでストーリー性を持たせる誘導はどうでしょうか。
「気になるストーリー」を作ると、ついつい押したくなる人は出てきます。
単にリンクだけ設置する方法より反応が上がるので、お試しください。
ビデオ(インスタライブ)
あまり知られていませんが、インスタライブなどを投稿する際のキャプションにもURL貼り付けができます。
「キャプションにURLが貼れるの知らなかったー!でも、そんなとこに貼っても、誰もクリックしねーよ!」
とお思いのあなた。
正解です。
キャプションにURLを貼り付けても、ほとんどの人はクリックしません。
みなさん、キャプションなんて見ませんよね?
では、質問です。
「どうして、インスタはムービーのキャプションにだけ、クリックできるURL掲載を可能としてるのでしょうか?」
不思議だと思いませんか?
ビデオのキャプションにだけ設置可能なんです。
視点を変えてみましょう。
インスタグラム側は、私たちユーザーに対し、キャプションに掲載できるURLで何かを期待しているわけです。メリットがあるわけです。
その期待とは何か?
おそらく「購入・申し込み」だと私は思います。
そうです。このURLは、クリックさせ、その先のページで何かを購入させたり、サービスの申込を促すことを期待しているのだと。
なぜそう思ったか。
その答えは、「ユーザー属性」にあります。
ビデオを見るユーザーの属性ってどんな人でしょうか?
もっと丁寧に質問すると、
あなたのアカウントのインスタライブやビデオを見る人って、どれぐらいあなたに興味がある人でしょうか?
SNSという「暇つぶし・時間つぶし」に見るツールにおいて、わざわざ「一定の時間が必要な動画」を見る人というのは、少なからずあなたに興味がある人ですよね。
ということは、あなたが紹介するものなら成約に繋がりやすいということです。
いわゆるファンコミュニティという考え。
このロジックは、すでに海外(特に中国など)では根付いています。
インスタライブで紹介したものを、そのまま商品としてオンライン販売する。
この流れは世界中で加速しています。
店頭販売のSNS版ですね。
ではこの仕組みを美容師さんが取り入れるとなると、どんな手法があるでしょうか。
この手法が確立されると、
- オフラインでのサロンワーク
- オンラインでのオンライン物販
この両輪が動き出せそうですね。
ということでブログで紹介できるのはここまで。詳しい手法はクローズドで。
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まとめ
インスタグラム側は「出来るだけ外部サイトに遷移させたくない」と考えているはずです。
なぜなら、インスタグラムは、より多くのユーザーを、長時間滞在させたいからです。
その方が広告費が増える(つまり、インスタグラムが儲かる)仕組みですからね。
でも、これからの時代は、ユーザービリティが高いツール、つまり、ユーザーにとって使いやすく、有益なツールであることが必要です。
インスタグラムもこの傾向を踏まえ、ユーザーニーズに沿った改良を加えています。
その流れを利用し、「見る側」ではなく「見させる側」として活用することが重要ですね。
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