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さて、
美容師さんの年齢別の平均給料はご存知ですか?
下記のグラフは、美容師さんの平均年収の推移です。
この表を見てどう思いますか?
美容師さんの年収のピークは40代前半。ここから先は、年収が下がっていくのが一般的のようです。
しかし、世の中の一般的な話をしますと、30代で結婚、出産となると、40代からお金が必要になります。
私も、今は3人の子供たちがいますが、塾や習い事で想像以上に出費が嵩んでいます。
平均ということは、「大多数が同じような年収カーブになる」ということですが、裏を返せば、
一部の美容師は、この年収カーブにならないない人もいる
40代以降も年収を上げている方もいれば、30代前半がピークの人もいる。
色んなパターンがあると思いますが、一つ言えることは、
大きく稼ぐことは無理ではないけど、周りの美容師さんと同じように行動していれば、同じような結果(40代前半がピーク)になる確率が高い
これは間違い無いでしょう。
40代前半といえば、人生においてお金が必要となる時期。
- 子どもの学費
- 住宅資金
- 自己投資・趣味
必要なお金が増えていきますので、それに応じて稼がないといけません。
そんな時期に、年収が下がり始めると生活は圧迫していきます。
- 家族や子どもへの投資ができなくて情けない
- 趣味に使えるお金がなくて、楽しくない
これらの声は、私が過去に同僚や友達から聞いた声です。
全て彼らの責任だとは思いませんが、その現状を招いているのは、偶然では無いと思っています。
「40代の苦労を回避するために、20代のうちから準備しておけば・・・」
今となったら遅い後悔ですが、もし、20代のうちから行動していたら、今は違った結果になっていたでしょう。
さて、話を美容師さんに戻します。
美容サービスというのは、サービス提供者の年齢によって、サービス価格を引き上げることは難しいものです。
20代だからカットは4000円
30代だからカットは5000円(ここまではあり得る)
40代だからカットは6000円(ちょっと難しい)
50代だからカットは7000円(無理ですよね。。。)
かなりのブランディングを進めていない限り、40代以降でサービス価格を引き上げるのは難しいと思いますし、市場(顧客側)がそれを許容できる経済状況でも無いだろうと。
しかし、僕は、40代以降も収入を増やす方法はあると思っています。
むしろ、今の状況だからこそ、その可能性は高いだろうと。
実践し始める人が増えてくると、ライバルが増え、その確率は下がりますが、ブルーオーシャンの今の状況なら可能でしょう。
今日はそんな話をツラツラと書きます。
40代以降で美容師としての年収を引き上げる方法の考察
サラリーマンの世界では、新卒入社から60歳の退職までは、ある程度右肩上がりの年収カーブです。
それは、「年齢に応じて生産性が上がった」とか「営業スキルが上がり、成果が増えた」とかではありません。
もちろん、「成果が増えて、それに応じた成果報酬の増」もあるでしょう。
しかし、サラリーマンの年収が上がるのは「責任の重さに応じた年収増」が要因です。
(実際の責任があるのかどうかは別として)20代よりも30代、30代よりも40代、40代よりも50代に重い役職がついていきます。
その役職に応じた報酬形態というわけです。
一方、技術提供を主とするサービスの場合はどうでしょうか。
冒頭でも言いましたが、サービスの受け取り手(顧客)は提供者(美容師さんなど)の年齢や役職が、価格に影響を与えるとは思っていません。
もちろん、「この人はすごい人だから指名料を支払うのは当然」という認識の方もいますが、大事なのはその価格差。
サービス料 5,000円+指名料 5,000円
これぐらいの指名料を取れるのは、現実的にかなり少数派では無いかと思います。
つまり、ブランディングでは(一部のカリスマを除き)限界があるということです。
それを踏まえた上で、40代以降も年収を引き上げる方法を考察してみます。
3つあります。
- レバレッジを効かせる
- 労働外収入を得る
- ブランディングにより単価を引き上げる
解説します。
①レバレッジを効かせる
レバレッジとは「テコの原理」を活用するという意味です。
少ない力で大きなリターンを得るということ。
一番わかりやすいのは、「プレイヤーではなくオーナーになる」
オーナーになり、従業員を教育・指導し、従業員の喜びを増やすことで、そのリターンとして報酬をいただくというもの。
喜びを増やせば増やすほど、報酬は膨れ上がります。
(オーナーは、顧客の喜びではなく、従業員の喜びを増やすことが大事だと思っています。オーナーが顧客の喜びなんて増やせませんからね。顧客の喜びを増やすために、オーナーが従業員を教育・指導し、その結果従業員の喜びが増えるのかなと。プレイヤーオーナーは別ですが。)
では、20代の美容師さんが、将来オーナーを目指すために何をしておくべきか。
これは、今のオーナーさんに聞くのがいいと思います。
特に、成功体験よりも失敗体験を聞くべきでしょうね。
- 私はこうやったけど、こっちの方が良かったと思う
- これをやって失敗したから、やらない方がいいよ
- あの時、こうしておけば良かった
こういうリアルな声を若い時から聞いておくだけでも全然違いますからね。
成功体験も参考にはなるけど、ほとんどの場合、「結果に繋がった施策」を客観的に分析できる人は少ない。
でも、失敗なら覚えてる。
そこを聞き、自分は同じ失敗をしないと学習すればOK。
ただ、ヒアリングする相手は選びましょう。
人として尊敬できるオーナーじゃないと意味ない。
例え結果を出しているオーナーが近くにいたとしても、「この人のようになりたくない」というのなら、別のオーナーに聞く方がいいでしょうね。
shikiの個人的意見
将来、オーナーになる夢があるなら、20代では「経営」と「マーケティング」を学ぶ方がいいかなと思います。
数字(財務諸表や顧客データ)を分析するスキルやお金(経費・税金・投資)の知識。そして、集客・求人につながるマーケティングスキルは、オーナーには必須の知識。
これらの経営知識がないオーナーさんもいるようですね。
経営の基礎知識がないと、長期間、売り上げを伸ばし続けることは厳しいかなと思います。
3年以内でお店を廃業する美容室が多いのは、この理由じゃないかなと。
あとは、経営コンサルを探しておくのも◎
「個人店だから関係ない」と思うのは自由ですが、個人店でも経営コンサルをつけ、売り上げを大きく伸ばしている人も多いので、選択肢は消さないほうが良いと、僕は思います。
投資以上のリターンがあり、オーナーも経営に専念できる。
これは精神安定的にすごいことなんですけどね。。。
②労働外収入を得る
これは、「美容師向け店販紹介アプローチ」の記事でも書きましたが、労働外収入を得るメリットがとてつもなく大きい。
イメージしてください。
朝8時から夕方17時まで仕事をして30万円の給料があります。
仕事をしている時間に、ブログやインスタグラムアカウントがインターネット上で勝手に仕事をしてくれて、収益が上がる。
オンラインでの副業が毎月10万円になった。
これ現実的に起こり得ないと思っています?
普通に、実話ですからね。
今年から始めた美容師向けアフィリエイトサービスでも、5万〜10万円程度の報酬を受け取っている美容師さんはいます。
この美容師さんが実践しているのは「紹介しているだけ」
ほんの3分程度の顧客との会話により、本業ではない副業収入を得ているのです。
もし、今の美容師の仕事が続けられなくなったら、あなたはどんな仕事をしますか?
収入の柱がいくつかあれば、転職の際も不安は軽減します。
収入の柱を増やすことは、単に小遣いを増やすということではなく、将来の安定と不安軽減ですからね。
もちろん、収入を増やす方法は、僕が提供しているシャンプートリートメントの紹介だけではありません。
- ブログを投稿し続け、そこからの広告費を稼ぐ
- 美容師としての専門知識をコンテンツにして販売する
- 顧客に対し美容商品以外の高収益商品を紹介する
これらの施策により、美容師としての給料に加え、5万、10万、下手したら30万〜50万円以上の収入になる可能性も秘めています。
本業以外で収益を伸ばしたいなら、まずは、
- 時間を確保すること
- 美容業界以外を見ること
- マーケティングを勉強すること
ここでもマーケティングです!
マーケティングの勉強は、オールマイティーですよʕ·͡·̫͖
shikiの個人的意見
ブログを書き続けられる人なら、アフィリエイトだけで月収50万円は無理ではない。
ただ、簡単でもない。
本気で結果を出したいなら、やはり、時間を作り、行動するしかないですね。
今の職場では時間が取れないなら、ちょっと厳しいかもですね。
③ブランディングにより単価を引き上げる
最初に「価格を上げるのは難しい」と言っておきながら、矛盾する内容ですね。
でも、この項目が本題。
当然ですが、サービス提供者の年齢に応じてサービス価格を上げる方は難しい。
しかし、戦略次第でそれは可能。
ちょっと考えてください。
例えば、脳に腫瘍があり、手術しないと助からないとわかったとします。
その時、20代のドクターに依頼しますか?
僕なら50代で権威性のある専門医に依頼します。
なぜなら、失敗したくないからです。
人は、悩みを解消する行動を取るときは失敗したくないわけです。
実績があるなら、多少高くてもお金を払う。
替えが効かないなら特に。
つまり、「替えの効かない人になる」
これが客単価を引き上げるポイントであり、40代でも収入を増やす近道でしょう。
もし、あなたの努力の延長に
「替えの効かない美容師」
のイメージがないなら、早めに行動する事をおすすめします。
shikiの個人的意見
替えが効かないとは?
決して「特殊技術をマスターしよう!」とかではありません。
お客さんから
「○○さんしかお願い出来ない!」
という声が聞けたのなら、それは完璧な替えの効かない美容師。
難しく考えない事です。
20代の美容師さんに言いたいこと
ここまでスマホで一気に書きました。
疲れました笑
1時間ぐらいかかりました汗
でも、伝えたい概要は書けたのかなと。
きっと、この記事をここまで読んでくださった方は、とても意識が高い方だと思います。
でも、本音を言うと
「意識が高くても、結果が出ない人は出ない」
つまり、頑張ったら誰でも結果が出せるものでもないと言う事。
元も子もない話ですが、それが現実。
でも、行動しなければ90%から抜けることはできないでしょう。
- 行動せずに40歳から不安を抱えるのか。
- 行動して40歳からさらに高みを目指すのか。
僕は後者を応援したい。
そんな思いで新たなチャレンジ企画を立ち上げたので、興味ある方はインスタ投稿でリリースする告知をみてくださいね。