お知らせ
この記事はインスタ運用勉強会メンバーだけではなく、誰でも最後まで閲覧可能です。
結論を先に言いますと、インスタ集客に繋がりやすい美容師アカウントには2つのタイプがあります。
それは、
- 技術特化アカウント
- 人間力特化アカウント(ハイブリッド型)
この2つです。
もし、あなたがこの2つのタイプをごちゃごちゃに考え、整理した運用が出来ていないなら、それは結果まで遠回りの運用となっている可能性が高いです。
さらに、もし、あなたが
「技術特化の情報を発信しているのに、全然集客できない!」
という状態なら、99%「技術特化アカウント」の条件を満たしていません。
この投稿では、この2つのアカウントタイプについて、詳しく解説していきます。
美容師アカウントの目標は「覚えられること」
美容師アカウントってどれぐらいあると思いますか?
先ほど調べてみると「191,000アカウント」という数字が出ました。
すごい数ですね。
全国の美容師さんの人数はおよそ50万人程度と言われていますが、その40%がインスタを運用しているイメージです。
この約19万人のライバルアカウントの中から、あなたの見込み客に見つけられないと集客にはいたりません。
1/19万人
確率は0.0005%
もちろん、ユーザーは19万人をチェックして誰か1人を決めるわけではなく、数人〜多くて数十人の美容師さんを比較して来店予約をするので、0.0005%という確率には意味がありません。
しかし、ユーザーの記憶に残らないと反応(集客)に繋がらないのは、例え確率がもう少し高かったとしても同じ。
つまり、インスタ集客の大原則は「見込み客に覚えられるアカウントを作ること」となります。
ではどうやって「見込み客に覚えられるアカウントを作るのか。」
その選択肢が「技術特化アカウント」か「人間力特化アカウント」となります。
タイプ別解説
では2つのタイプ別に解説していきます。
技術力特化アカウント
技術力特化アカウントとは
特定の技術を訴求することにより、その技術を求めているターゲットにのみ訴求するアカウント
です。おそらく、多くの美容師さんがイメージしているアカウントですね。
- ショートカット
- 縮毛矯正
- 脱白髪染め
- ハイライト
- インナーカラー
など、特化した情報のみを投稿し続けることで、その情報を求めているユーザーから反応を得ていきます。
ポイントは「特化させること」なので、「縮毛矯正も得意なショートカット好き美容師」ではダメです。
さて、最初にも書きましたが、多くの美容師アカウントは「技術特化アカウントを運用しているのに集客できない!」という状態になっているようです。
これは、「技術特化アカウントとして成立する条件」を満たしていないことで起こっているはずです。
その条件は今後投稿するインスタ運用勉強会メンバー向け記事「技術特化アカウント運用解説(4本投稿予定)」で紹介していきますが、概要だけ書くと
- ユーザーが求めているニーズに対応した情報となっていない
- ターゲットユーザーが少ない
- 地域の絞り込みができていない
- 美容師として期待できる世界観が感じられない
- 運用ができていない
こうなっていると集客には結びつきにくいですね。
戦略的インスタ運用では、このような条件を1つ1つクリアしていくこととなります。
続いて「人間力特化アカウント」を解説しますが、次のタイプこそが僕が推奨している運用形態であり、特に地方の美容師さんの集客実績を積み上げている方法です。
人間力特化アカウント(ハイブリッド型)
「人間力特化アカウント(ハイブリッド型)」は
美容師であるあなたの人間的な魅力で見込み客と繋がり、継続的リーチで見込み客を顧客に変える運用をメインとしたアカウント
少し難しく書きましたが、簡単に言うと「個人の魅力と繋がりで集客しましょう!」と言うことです。
個人の魅力と言っても、「かわいい」とか「かっこいい」「おしゃれ」とか外見ではありません。
美容師という職業には、元々備わっている職業ブランディングがありますから、それを活用しつつ、見込み客が期待する繋がりを模索していきます。
具体的な手法は今後投稿するインスタ運用勉強会メンバー向け記事「人間力特化アカウント運用解説(4本投稿予定)」で紹介します。
アカウントタイプ別のメリットデメリット
あなたはどちらのタイプで運用していくのか。
その判断をしやすいように2つのアカウントタイプのメリットデメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
技術特化アカウント |
|
|
人間力特化アカウント (ハイブリッド型) |
|
|
上記の点を考慮すると、次の条件に該当するなら「技術特化アカウント」を作り、1つでも該当しないものがあるなら「人間力特化アカウント」を進めるのがいいでしょう。
- 都会(関東圏、関西圏、名古屋、福岡など)に勤めている
- (近隣エリアの美容師と比較し)技術力の強みがある
- 定期的に顔出しコンテンツの作成が可能
- 毎日投稿が可能
上記の4つ全てに該当する場合は、技術特化アカウントで攻めていくのが効果的です。
集客を加速させるオプション項目
技術特化アカウントと人間力特化アカウント
双方とも、運用形態にかかわらず、集客を加速させるオプションがあります。
つまり、それぞれの運用を行ったとしても、オプションの違いによって、結果が出るスピードには大きな差が出ると言うことです。
ではオプション項目とはどう言うものでしょうか。
例えばこのような項目です。
- フォロワーの量
- フォロワーの質
- プロフィールアイコンの雰囲気
- プロフィールでの権威性
- 画像のクオリティ・世界観
- 遷移先URLのクオリティ
このような項目でユーザーからの評価を得られれば、集客件数は格段に上がるでしょう。
まとめ
今回紹介した2つのタイプについては、基本となる考え方であり、アレンジすることは可能です。
また、地方でも技術特化アカウントを育て、集客につながっている人もいますので、どちらがベストかは一概に言えません。
しかし、冒頭でも言いましたが、「見込み客に覚えてもらえるアカウント」を目指す場合、
- 技術訴求でアピールするのか
- 共通点をフックとして人間味を出してつながるのか
どちらが自分に合っているのかをしっかり分析して運用を開始した方がいいでしょう。