インスタ運用で重要なエンゲージメントである「保存」
美容師アカウントを運用する上で、保存される投稿を作ることは、集客やブランディング施策を進める上でもかなり重要です。
ただ、多くの方は「保存される投稿」の意味を正しく理解していません。
そこで、この記事では、美容師さん向けの情報として「保存される投稿」の作り方を解説していきます。
「保存」するユーザー心理
インスタ投稿の保存ボタンを押すユーザー心理は、単に「良い投稿だ!」ではありません。
「いいね」というコマンドがある以上、「良い投稿にはいいね」が基本となります。
これは、「コンテンツのクオリティでは保存は増えない」と言うことを意味します。
一般的に、投稿を「保存」するユーザーは、
いつかその投稿をもう一度見たい!
と感じるから保存ボタンを押すわけです。
ただ、その心理をもう少し分解していく必要があります。分解すべきは「いつか」と言う点です。
インスタで保存ボタンを押すユーザーが考える「いつか」とはいつなのでしょうか。
「いやいや、そんなもの近い将来に決まっているだろ!」
そんな声が聞こえてきそうです汗
確かに、おしゃれで可愛いヘアデザインを投稿すると、通常より保存件数は伸びます。
これは、ユーザーが次回美容室に行くときに、その画像を担当に見せるために保存する意味合いがあるからです。
しかし、インスタユーザーが保存ボタンを押したい時というのは、もっと違う時が多いようです。
そのタイミングとは、「遠い将来」です。
つまり「いつか」=時期が未定と言うことです。
これを言い換えると、
もう一度見たくなるかもしれないから、念のため保存しておこう!
と言うパターンが一番多いんです。
- 近い将来必ず画像を参照する→スクショ
- 遠い将来もしかするとみるかもしれない→インスタ保存
気軽に保存ボタンが押せるがゆえ、その画像を「必ずもう一度見るため」ではなく、「もしかすると見るかもしれない」という不確定な場合の方が保存されやすいわけです。
ということは、保存されやすい投稿というのは、
- 具体的情報より網羅的情報
- インスタ映え投稿よりノウハウコンテンツ
こうなります。
では、具体的にどのような投稿が保存されやすいのか紹介していきます。
注意ポイント
この投稿は「美容師アカウント向け」の情報であり、他のジャンルのアカウントの場合はパターンが異なるケースがあります。
美容師アカウントが保存されやすい投稿パターンBest3
保存されやすい投稿パターンはいくつかありますが、美容師さんが情報発信する場合、次の3つの投稿パターンが鉄板です。
この3つをバランスよく組み合わせていくと、保存エンゲージメントが伸びやすくなりますので参考にしてください。
注意
保存されやすい投稿を作っても、フォロワーの属性が統一されていないと、高いエンゲージメント率は期待できません。投稿以前の問題で、フォロワーの質はとても重要です。
【第3位】ノウハウ投稿・豆知識投稿
専門家である美容師さんが発信するテクニック系コンテンツは非常に反応が良いです。
ただ、テクニック系と言っても「カット」や「カラー」のスキルではありません。
ここでいうテクニックとは、「自宅で出来るもの」です。
例えば
例
- △3分は確実!時短ドライヤーテクニック
- 美容師が気を付けるスタイリングの注意点
こういう投稿はユーザーから反応が増えます。
大事なのでもう一度いいますが、ポイントは自宅で出来るものなど、「身近な情報であること」です。
インスタを閲覧しているユーザーを思い出してください。
明確な検索意図を持って画像を見ていますか?
ユーザーは隙間時間に見ているケースがほとんどです。
そのため、ユーザーに「深く考えさせず、軽いノリで保存されるような投稿」がベスト。
日常生活でも実践できるような身近な情報であれば、保存の確率は上がります。
お知らせ
ここから先はインスタ運用勉強会メンバー限定のコンテンツとなっています。ご了承願います。