コロナと未来とお金

【持続化給付金をもらいたい方必見】行政マンが解説する受給手順と注意点

持続化給付金をもらいたい方必見

コロナによる大打撃によって、売上が激減したお店を救う「持続化給付金」

持続化給付金とは?

新型コロナウイルスの感染拡大によって、大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を下支えし、再起の糧とするための給付金。

簡単にいうと、「減少した売上の一部を国が払うから、廃業(倒産)せずにもう少し頑張って事業を続けてね!」という制度です。

そして、この持続化給付金の制度について調べてみると、「え!マジ?」って感じる点もありました。

これ、知らないと損するパターンでしょ!

詳しくは、「持続化給付金 に関するお知らせ(速報版)」に記載されていますが、この制度は当然のことながら全く新しい給付金制度であるため、説明を読んだだけでは

  • 受給権の判定
  • 申請方法
  • 注意事項

などが理解できない人もたくさんいるようです。

そこで、行政エリアに精通している私が、持続化給付金について徹底的に調べ、可能な限り簡単に解説していきます。

分かりやすさにこだわって解説しますので、多少の表現の適切さはご容赦ください。

持続化給付金(経済産業省)

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持続化給付金を受給するために必要な権利や条件

持続化給付金を受給するためのポイントは、

  • 2019年以前に事業を開始し、これからも継続して事業を行う意思があるか
  • 去年と今年の同月を比較し、売上が50%以上減少している月があるかどうか

この2点です。

1点目の「継続する意思があるかどうか」に関して、大事なポイントは2019年以前という点です。

つまり、2019年12月に事業開始でもOKのようです。

逆に言うと2020年(今年)になって事業開始した人以外が可能と言うことです。

なお、継続する意思については、個人の気持ち次第なので説明を割愛します。

大事なのは2つ目のポイントです。

どういうケースが受給可能の条件になるのか、具体的事例を使って解説しますね。

  1月 2月 3月 4月
2019年 100万円 120万円 80万円 150万円
2020年 90万円 50万円 50万円 80万円
判定 ×(▲10万円) ○(▲70万円) ×(▲30万円) ×(▲70万円)

上記の例だと2019年2月と2020年2月の売上が50%以上減少しているため、申請可能ですね。

もう一つ例を紹介します。

  1月 2月 3月 4月
2019年 20万円 15万円 10万円 20万円
2020年 15万円 10万円 10万円 15万円
判定 ×(▲5万円) ×(▲5万円) ×(0万円) ×(▲5万円)

なんと、上記の例だと50%以下になっている月がないので申請できません。。。

元々の収入が少ないため、50%減のタイミングがありません。

上記の2つのケースを比較してどちらの方が経済的に苦しいかと言われると収入が少ない方だと思いますが、今回のケースだと諦めてもらうしかない。。。

と言いたいところですが、実は違います!

それがこの制度の重要ポイント!

実は、この「50%の売上減少」は2019年と2020年の各月を比べて1つでも50%の売上減少月があればOKなのです。

どういうことか上記の例を用いて解説します。

  1月 2月 3月 4月 5月
2019年 20万円 15万円 10万円 20万円 20万円
2020年 15万円 10万円 10万円 15万円 10万円
判定 ×(▲5万円) ×(▲5万円) ×(0万円) ×(▲5万円) ○(▲10万円)

 

上記の通り、2020年5月のタイミングで1ヶ月の減少幅が50%を超えています。

つまり支給条件を満たしているのです。

この未来のタイミング(2020年5月〜12月)の売上でも判定できるというのが大きなポイントとなっています。

実は、この制度はTwitter界隈で「ルールが緩すぎるんじゃね?」と言われています。

その理由がこれです。

あまり詳しく書くと不正の温床になってしまい、自分の本意ではないので避けますが、ネット上には「条件が緩いので不正請求が増える!」という声があるのも事実。

個人的には

「不正請求が増える」というより、かなり多くの事業者(ほとんどの事業者)が受給することができる制度だね。

って感じています。

それぐらい多くの事業者に給付を行い、経済活動のベースとなる活動を継続させたいという政府の願望があるのでしょう。

私個人の感想はTwitterで投稿した通りです。(スレッドも全部読んでね^^)

 

持続化給付金の制度ポイント

(直接的でも間接的でも)コロナの影響で売上が落ちているなら受給できる可能性アリ

50%減少の判定は2020年12月までだから確実にチェックしよう!

この2点を頭に置いておいてくださいね。

ちなみに

こちらの方が心配されているような不正請求は厳に慎むだけではなく、もし不正が明るみになった場合、大きなペナルティが予想されますので、絶対にダメですよー。

持続化給付金はいくらぐらい受給できる?

法人なら200万円、個人事業主なら100万円

給付額の計算方法

前年の総売上(事業収入)―(前年同月比▲50%月の売上×12ヶ月)

こちらも上記で紹介した例を使って紹介します。

  1月 2月 3月 合計
2019年 100万円 120万円 80万円 1200万円
2020年 90万円 50万円 50万円  
判定 ×(▲10万円) ○(▲70万円) ×(▲30万円)  

上記の例で解説すると、

前年の総売上(1200万円)―(前年同月比▲50%月の売上(50万円)×12ヶ月)=600万円

このため、法人だと200万円、個人事業主だと100万円の満額支給が行われます。

一方、別のケースだとどうか。

  1月 2月 3月 4月 5月 合計
2019年 20万円 15万円 10万円 20万円 20万円 200万円
2020年 15万円 10万円 10万円 15万円 10万円  
判定 ×(▲5万円) ×(▲5万円) ×(0万円) ×(▲5万円) ○(▲10万円)  

 

前年の総売上(200万円)―(前年同月比▲50%月の売上(10万円)×12ヶ月)=80万円

このケースだと、法人・個人事業主ともに80万円の給付を受けることができます。

1ヶ月でも50%減の月があれば大きな給付を受けることができますね。

注意ポイント

給付金の計算は10万円未満の端数があった場合は「切り捨て」となっています。

つまり、計算結果が99万円となった場合、支給される金額は90万円になりますのでご注意ください。

申請手続きにおいて注意したいポイント

では最後に申請手続きにおいて注意しておくべきポイントを紹介します。

2019年分確定申告書について

申請時の添付書類として2019年分の確定申告書の控えが必要です。

なお、制度解説資料には「確定申告書には税務署の収受印が必要」との表示がありますが、基本的には不要のようです。

もし、収受印をもらうために税務署に駆け込んだら、税務署が3密になりますからね。コロナ感染拡大しますからやめましょう!

2020年5月20日追記

私は確定申告書の収受印付き控えを持っておらず、そのまま申請に使いましたが、5月2日に申請し18日後の5月20日に無事に100万円の給付を受けることができました。

2020年の売上台帳について

50%減少したことがわかる書類として2020年の売上台帳が必要です。

これは会計ソフトやエクセルでの作成など、決まった様式は必要なく、あくまでも「判定資料」として活用するための資料です。

そして「手書き」でも良いとのことです。安心してくださいね。

そのため、各月の売り上げについて分かりやすく作っておけば問題ありません。

作成した表には「2020年○月分の売上」と明確に表示させておく必要がありますので、忘れないでくださいね。なお、書類は会計ソフトからの出力で大丈夫です。

申請方法について

「電話はネットで調べるのは大変だから、直接窓口に行って申請手続きしよう!」

とお考えの方は多いようですが、これは辞めましょう!

完全に3密になります。

パソコンや細かい行政手続きを苦手としている方でも、書類さえ揃えれば誰だって手続き可能です。

間違っても、「代わりに手続きしといてあげるよ!」という声に騙されないでくださいね。

コロナ詐欺が流行っているようです。

「給付金申請を代行」コロナ口実の詐欺電話相次ぐ 多額被害も

持続化給付金申請者のコミュニティ開設

持続化給付金は制度がシンプルではあるものの、事業者それぞれ状況が異なりますので、「自分のケースはどうなんだろう?」って悩むものです。

そこで、LINEのオープンチャット機能を活用して、これまでに持続化給付金を申請された方、無事に入金された方が集まるコミュニティを開設しました。

ここでは匿名で自由に意見交換できますので、ぜひご活用ください。

オープンチャット「コロナ給付金コミュニティ(自営業専用)」

(LINEのアカウントとは紐づきませんので安心してご利用いただけます。)

まとめ

持続化給付金って受給条件が緩いという点はあるものの、それ以外はダイナミックな給付事業であり、これにより助かる事業者は多くあるでしょう。

非常事態時の対応で大事なのは「スピード」と「分かりやすさ」と誰かが言っていました。

まさに持続化給付金がそれに該当するでしょうね。

なお、持続化給付金に関して詳しく質問したい箇所があれば、このブログのコメント欄より送信していただいてOKです。可能な限り丁寧に回答しますよ。
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しき

しき

独立起業を目指す41歳サラリーマンのシキです。学びで得た知識をブログでアウトプット。MUPウサギクラス会員。書くことなくなったら大阪のローカルネタで息抜き。

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